本と美容とprotein

真の美とは 内から湧き出る泉である。美容師。

生えグセヲタク・タクロー

こんにちは!

 

タイトルが奇妙ですが、日々の散髪ライフでいつも気になってしまうのが、生えグセ。

 

強くて特殊な生えグセを見ると、おおおお!ってなってしまいます。

 

ちなみに生えグセとは、生え方のクセなので、毛のクセ(直毛・縮毛etc)とは違います。

 

切られる方は、十中八九自分の生えグセは大嫌いなもの。(強く特殊なものならなおのこと。)

 

なのにそれを見るとテンションが上がってしまいます。笑

 

生えグセは個性です。立つ生えグセは寝る生えグセに憧れを持ち、寝る生えグセは立つ生えグセに憧れる。

 

生えグセと言えどほんとにいろんな種類がありますが、ここで皆さんに基本的な生えグセをご紹介致します。

 

(頭でクセが多いのは、ヘムラインと言われる、前髪~耳回り~襟足~逆耳回り~前髪までの、ぐるーっと一周。それと、頭のてっぺんのつむじです。)

 

1.前髪のクセ

・頭皮に対し垂直に立ち上がる

・右に寝る

・左に寝る

・後ろに向かって寝て生える

・真下にペターーっとはりつく

・つむじが存在する

 

2・左右耳回りのクセ

・頭皮に対して垂直に立ち上がる

・後ろに生える

・前方に生える

・真下に生える

・耳のすぐ上から生える

・耳からだいぶ離れて生える

 

3・襟足のクセ

・全部真上に立ち上がる

・扇のように左右にワシっと生え別れる

・逆に中央に向かってキュッと寄る(シッポみたいに中央が長くなる)

・つむじが存在する

・すべて右へ流れる

・すべて左に流れる

 

と、まあヘムラインだけでもザッとこのくらいですが、これにつむじが2つあったり、生え方がバラバラだったり、、そして髪のクセ(軟毛・硬毛・直毛・縮毛・撥水毛・親水毛・など)が加わり、

 

それに耳の位置や頭の形、顔の形、全身のバランス、ヘアカラー、雰囲気、好み、仕事柄、ライフスタイルなどなどなどがあります!!

 

髪型を作るって奥が深いですね。。。でもそれが楽しいんです。だから決して馬鹿にしてません。笑

どう整えようかワクワクしているだけです。

 

あなたの生えグセはいかがですか?

タクローは、性格と一緒で 太くて硬くて黒々とした毛が頭皮から90度の方向にぎっしり生えています。。。

 

白人の子供みたいなやわらかいペタッとしたふわふわ毛に憧れます。。。

 

クセというのは、生えグセも、毛のクセもどちらも、乾かし方や引っ張り方で自由自在に直せるものです。

 

美容師のアシスタントがブローを練習するときも、ドライヤーを動かす前に、まずお客様の生え方やクセを視診し、丁寧に説明してもらいます。

そのうえどういう手順で、どういう注意点を持ってブローするかを明確にしてから、ドライヤーをON。

 

まずは、ハンドブロー。直したい生えグセと逆の方向に指で挟んでひっぱったり、毛を握ってボリュームをつけたり、手のひらや指でボリュームをおさえたり、手でできるだけ完成に近づけたら、ブラシを入れさせます。

 

そのほうが早く、きれいに、イメージを持ってスタイリングできますので。

 

タクローはアシスタント時代、ホントにデキが悪く、技術習得にすごく時間がかかったタイプで、教えてくださった先輩方には迷惑をあかけした日々でした。

でも そのおかげで学べたことはたくさんあります。

 

いづれ日頃の髪のお手入れに関してもわかりやすい写真付き記事を書けたらなと思っておりますので楽しみにしていてください。

 

それではまた!!